SSMemo: オリジナル小説を作る上で

2013年12月18日水曜日

オリジナル小説を作る上で

忘備録。
オリジナルの物語を制作する上でのプロセスを考えてみる。

①世界観を作る
キャラクターを考えず、バックヤードから想像することで、キャラが出来た際の深みが増す気がする。
先にキャラを想像する方が楽だけど、それだと読者にいわゆる『ご都合主義』感を植え付けかねない。
世界観と大きく一括りにしたけれども、細分化してみると、

・概念(魔法・超能力・幽霊etc)
・自然(気温・季節・現象・土壌・植生)
・文化(民族・風習・人種・食文化)
・政治(国家・法律・利害関係)
・宗教

となる。実際はここまでは考えなくてもいい気がするけど、考えておくと後で世界観が破綻し辛い。


②主人公の『親』世代の物語を作る
さて、主人公たちのストーリーを…の前に、その親世代の物語を作る。別にドラマティックじゃなくていい。あくまで主人公たちの物語の裏設定のため。
なので、注意すべきは派手な演出やストーリーを考えるのではなく、世界観に忠実な地味な物語を描くこと。『農村で生まれて幼なじみの娘と結婚』でも大丈夫。ここで考えたことが文章として表に出る可能性があるのは、それこそ本編が終了した後になる。その頃になれば、成長した文章力で話を盛り上げていけばいい。


③主人公たちの話を作る
ここで初めて主人公たちの物語を考える。①と②で溜め込んだ裏設定と自分の妄想を掛けあわせ、思う存分書く。ここが一番楽しい。絵描き的に言うと、最後にオーバーレイとかディフュージョンフィルタを掛けてる段階。


以上。まとめ。
時代モノや近未来モノなど、現世をベースにした物語は非常に書きやすい。

0 件のコメント:

コメントを投稿